2006/12/04(月)なんで今頃、近未来通信を強制捜査するんだろうか

よく覚えていますが、近未来通信が創業当時の1997年~何年かの間、ネット上や雑誌などのIT系メディアでよく紹介されていました。

当時、よくクラスの友人達と話題になったものです。何度読んでも何を商売にする会社なのか理解不能という(笑)。コンピューターや電話その他について、素人よりは色々知っている人間達だったのですが、みんなで理解不能。はっきり言ってですね、登場当時から「いつ捕まるんだろう?」とか「誰か買えよ?」というネタになるぐらいの状況だったのですよ。

そもそも、電気通信関係は規制緩和が多少進んだとはいえ、電気通信事業法という法律に支えられた立派な許認可事業なんです。おかしいと思ったのですが、近未来通信は自らを一般第二種電気通信事業者と名乗っています。この事業者は届け出だけで電気通信事業を行えます*1。それでありながら、無知な第三者的にはお国お墨付き事業者のように映ったのでしょうか。

しかし、自分たちのような多少知識があるぐらいの人間が明らかにおかしいと分かるぐらい変な事業なのに、IT業界(雑誌)の方々が当時分からなかったはずがありません。それなのに当時あれだけ提灯記事書いておいて、何を今頃騒いでるんでしょうか。おまけに、なんで今頃強制捜査なんてしてるんですか、遅すぎまますよ。

*1 : その代わりできることも限られます