2010/08/01(日)基板届いた

何日か前にP板から基板が届いたので、土日で色々実装してました。

DCDC

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左はLT1308でエネループ2本から27Vを生成してます。出力コンはKZH35V47uF*1ちょっと電圧落ちてまして完全な安定動作ではないのですが、ヘッドホンアンプ鳴らしてます。

右は4~5Vぐらいから±12Vの電圧を生成するLT3582のボード。LT3582ってQFN16なのでハンダ付けが大変でした。いくつか破壊して(笑)付けてるうちに慣れてきましたけど。これでもヘッドホンアンプ鳴らしてみました。

高い電圧って結構面白いですね。今までの回路は通常5Vぐらいまでで、最大でも12V(±6V)の回路しか電圧用しかなかったのでダイアモンドバッファの定数を変えて高めの電圧用を作りました。それでも1815/1015がアッチッチになってますが(汗)*2

ただ難点があって、電圧高くなると電源on時のポップノイズが耳に痛い。出力リレーが必要だなあ。

*1 : それしか耐圧高い低Z品持ってなかったので(苦笑)

*2 : 本来は回路変更するしかないです。

何か

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ベタのパターンミスがあって3箇所もカットしたり色々大変ですが、なんとか組みあがって音が出ました。結構あれこれ頑張ったものの旧回路のフルチューンと同程度の音しか出ない(苦笑)

ZLDO1117を使ってみたのですが、完動させるにはドロップ電圧がかなり高い必要があって、(経験上)結構過酷な条件でも仕事するNJM2391DL1のほうがよかった。*3

もうちょっと色々してみるけど多分PCM2702チップの限界だと思います。PCM2704で音質のいいDACよりはたしかに少しいい音ですけど、コストパフォーマンス考えたら全然割に合ってない。多分PCM1795あたりをデータシート通りの回路図で動かした方がよっぽどいい音するんじゃないだろうか……。

やっぱりPCM1795でDAC作りたい。

PCM2704 → SRC4392(SPDIF/I2C変換, Up-sampling) → PCM1795

という手はなくはないのですが、構成的に微妙……。

TiがUSB Audio 2.0のコントローラーICでも作ってくれればいいいのですが、そもそもUSB2.0 Hi-Speedのモジュールを持ってる様子がないから期待薄。

TE7030Lは守秘契約とか購入数とか色々面倒らしい噂を聴いたので、VT1730に期待したいけどこっちも厳しそうですね(苦笑)*4

*3 : そもそも、1117系のレギュレータはセンターがGNDじゃないから使いにくい。

*4 : もしくはUSB2.0 Hi-Speed対応マイコンが入手しやすいところから出てくれればいいんだけども……。HitachiはSHマイコンをもう少し一般流通させてくれないものか。

委託とか

DCDC基板とか色々増えてきたので専用ページ作りました