2006/07/20(木)コンデンサ大漁死

家庭内VIA C3 500MHzサーバ

ここのところ調子悪いので、夏だからかなぁー……と思ったら違いました。台湾だか中国だかの安物コンデンサが大漁に吹いてました(汗) そりゃ起動するわけないよなぁと。

買い込んであったニチコン HN 1500uF/6.3V5個と置き換えたのですが、数がまったく足りなかったのでいくつか間に合わせでマザーボードから取った再利用コンデンサと置き換え。一息~と思って無事サーバを再稼働。今まで動いてたものが、なくなると不便でしょうがないですね。

とか思ったら、いまこの日記を書くのに使ってるこのPentium3マシンも、最近起動時によくリセットがかかるのでおかしいなぁー……と思ったら、大漁にコンデンサが吹いてました。こっちも取り替えないとダメっぽい(汗) 粗悪コンデンサなんか付けるなー(涙)

こういうときすぐに部品調達できないので、地方の辛いところ(汗

2006/07/19(水)Miranda で ICQ

ICQサーバに接続されない

最近ICQサーバに繋ごうとすると

ICQに関する致命的な障害接続に失敗しました。

ICQ#かパスワードが有効ではありません(エラーコード 5)

と出て困ってたのですが、単純に古いプロトコルで接続できなくなっていただけでした。ICQが接続不安定なのもそれが原因だったのかも。新しいプラグインに差し替えて無事動いてます……が古くからのICQユーザー(Mirandaユーザー)の知人が気づいてないらしく、自分だけ復旧しても相手が復旧しないというダメ現象に(汗)

2006/07/18(火)IE7 bate2のCSS

CSS実装徹底検証! そこが知りたいInternet Explorer 7

IE7のCSSの修正状況が事細かに報告されています。この記事書くの大変だったろうなぁー……と思わずにはいられないほど、すばらしい。他のサイトでは見かけなかった、marginとpaddingの問題も検証されてまして、

(11) 04-01 横幅や高さの指定で上下マージンの処理が変わる問題[未修正]

ダメだなこれは(笑えない)。このmargin問題はこれ系のblogツールのCSSを書くとき、一番と言っていいぐらいに頭の痛い問題です。リリース前には修正されてることを祈るしかないって感じです(汗

2006/07/11(火)旧ダブルバスレフスピーカー

アンプエージング中なので

家の外でD907Limitedがアンプエージング中(電源入れっぱなしで10日近く放置)なので、それと一緒にスピーカーもいずこへか行っています。というわけで自作スピーカー1号機(ダブルバスレフ、Fostex FE83E使用)を使用して聴いてるのですが、あれなんかものすごく音が良くなってるんですけど(笑)

SPK_DB1.jpg

この自作ダブルバスレフ、50Hz付近はよく出るんだけど65~100Hz付近の音がすっぽり消える「出来損ないダブルバスレフの典型」とも言うべきものだったのですが……、今聴いてるとゼンゼンそんなことない。後で測定してみますが、かなり改善してるのではないかと思われます。

あと、音がかなりすっきりしていました。元々箱なりが酷くてかなりの量の吸音材(グラスウール)を詰め込んであったのですが、試しにその大部分を取り除いてみたところクラシックなどを大音量で鳴らしてもほとんど問題なし。あとでこの筋で話題の吸音材「リプトンのティーパック」を買ってきて突っ込んでみようと思っています(たぶんその程度の対策で済む)。

小音量でも低域がほどよくでて*1ホーン的なモワっとした低音でもないのと、エンクロージャー(箱)のエージングが進んだのか箱鳴りがほとんどせず、全体にすっぎたしたとても良い感じの音になってます。ほんと、小音量リスニングに最適って感じです。

教訓「自作スピーカーは1年経たないと本当の音はわからない」

*1 : 自作の小型バックロードホーンはある程度音量を出さないと低音が出にくい

2006/07/08(土)というわけでエージング

これまでの経緯

1万オーバーで入手した故障品のサンスイのアンプAU-D907Limited(リミテッドモデル)を修理。何せ30年モノです。

  • とりあえずサポートセンターから回路図を購入する。たしか2000~3000円。
  • プリアンプ部、パワーアンプ部のコンデンサをすべて ニチコンのMuse FG/FX に交換する。計数十個。
  • 消耗しそうなトランジスタも軒並み交換する。
  • これまた消耗している半固定抵抗も軒並み交換。
  • ドライブ段Trの故障と気づき、交換して無事修理。関連して焼けていた抵抗も修理。
  • 修理中のミスにより終段トランジスタを焼いたため、サンケンのLAPT-トランジスタ(アキシャル品)をキャノン型のところにムリヤリつける(下写真)。
  • 電源のダイオードをSBD(ショットキーバリアダイオード)に交換。当時耐圧200VのSBDが小売されてなかったため50本袋買い。*1
  • アイソレーターを外して遊んでいたら、アンプが火を吹いて(一瞬炎が見えた)沈下。終段トランジスタおよび9N-OFC巻線エミッタ抵抗1個が死亡。
  • さらに終段トランジスタを交換。
  • (この記事より後日)NFB抵抗および直列に入っている抵抗をREYに交換。音の混ざりがだいぶ解消される。

コンデンサ、SBD、抵抗交換により初期状態より相当音が良くなっています。

amp_final_tr.jpg
amp_final_tr2.jpg
amp_final_tr4.jpg

振り返れば

修理・改造だけでも結構なお金も手間もかかっている思い入れの強いアンプです。過去の記事を振り返ると恥ずかしくなるくらいやっていることはムチャクチャですが(苦笑)、そのおかげで色々学ばせてもらいました。

この先も当分壊れることはないと思うので、有効に使ってくれる人のところで余生を過ごしてもらおうと思ってます。

*1 : いまだにたくさん残っています。

一応完了したので

AU-D907Limitedを5日間ぐらい電源入れて放置。危険なので、アイソレーターも元に戻しました(汗)。鳴らしてみると音が硬い……。サンスイお得意の中域の厚みがありません。とてつもなく高域が澄んで綺麗なのですが、それだけです(苦笑*2

どうにもおかしいなぁー……、音が硬いなぁー、「つまらない音だなぁ」*3とか思いながら鳴らし込むこと2~3時間。やっとまともに鳴りはじめました。α707にも言えることですが、どうにもサンスイのアンプ(707以上?)はスピーカー負荷などをつけて最低1~2時間ならさないと本来の音がでないようです。これもまた毎日ならしているアンプなら違うのでしょうが、そうでない場合は特に。

というわけで、まだまともに試聴報告できません(笑)

*2 : ちなみにスピーカーに耳を近づけても、ほんとうにかすかなノイズしか聞こえません。SNは高いですけどねー。

*3 : 音としては低域~中域の厚みが足りないのですが、主観的に表現すれば「元気でノリノリの明るい曲」を優等生が音階どおりに歌ってるような感じの「つまらなさ」があります

ヤフオクを眺めていたら

おっ同じD907 Limitedジャンクが……。いやそれ自体はめずらしくないのですが、たしかこれを出品されている方って、ジャンク(故障)アンプを落としまくって修理して再出品してる方*4だったと思うんですけど……*5。さて出品の文章をよく見てると……

数年前に屋外で音楽を聞こうと、片チャンネルにだけスピーカーをつなげて鳴らしていたところ、パワーが出なくなり壊れてしまいました。

……説明文の真偽はともかく、ヤフオク内の修理屋さんが修理を諦めたアンプとはあまりに怖いのは私だけ?(汗

追記

7250円で終了してました。あの修理屋さんが競らなければジャンク品はそれぐらいで落とせたっことですよね……(なんか悔しい

*4 : 評価の履歴を見ればわかりますが……

*5 : ジャンクを落とそうとすると競ることになって、無意味に高くなってしまうからよく覚えている(-v-