2011/04/20(水)LT3582を使った正負電源ミニDCDCボード

LT3582.jpg

LT3582は2.55V~5.5Vの単電源から正負電源を生成できるICで、出力電圧はプログラミングできます。予め12Vに設定されたICを使って±12VのDCDCコンバータを製作しました。

前作ったやつと基本的には同じですが、基板を起こし直しました。PCM2702-v2 DACのDCDC部分を取り出したような感じですが、多少調整しています。

概要

入力電圧2.55~5.5V
出力電圧±12V
出力直流等価抵抗約5Ω
大きさ縦横 約20.5mm / 厚み 約4.3mm
出力電流50mAぐらいまで / 絶対定格130mA(L3,L4の制限)

このボードは出力にLフィルタが付いているため、直流等価抵抗を持ちます。出力電流に応じて電圧降下が発生します。

回路図と部品表

LT3582.png

番号概要型番
U1DCDC ICLT3582-12
C1,C2積セラ 10uF/16V/X5REMK212BJ106KG-T
C3,C4積セラ 10nF/25/X7R-
C5,C8,C9積セラ 1uF/16V/X7REMK107B7105KA-T
C6,C7積セラ 47uF/16V/X5RC1210C476M4PACTU
D1,D2SBD 30V/2A/0.37V@2ACMS06(TE12L,Q,M)
L1,L2パワーコイル 10uHNR6028T100M
L3,L4チップコイル 100uH/4.5ΩGLCR2012T101M-HC
F1,F2フェライトビーズ 1kRMMZ2012R102A

入力に大きめのコンデンサと出力フィルタつけてある以外、ほぼデータシード通りです。*1

*1 : もっとも、DCDCはボードデザインが命なわけですけど。

定数設定とか

元々C6/C7も10uF、L3/L4に10uHや47uHを使っていたのですが、いざアンプにつないで試聴テストをすると音がガヤガヤするので、47uF/100uHに変更。DC安定度は少し悪くなるのですが、簡単にみた感じでは電池とそんなに変わらないかという感じでした。

いつものヘッドホンアンプを熱暴走しないよう定数変更*2して使いましたが、両チャンネルで50mAぐらい消費して、このとき入力は4V前後で400mAぐらいになります。

実際100mA程度までは動作しないこともないのですが、電池(エネループ)では電流不足のとなるため50mAぐらいが限界の模様。また電流を多め(100mA~)に取ったとき、5Vを超えると動作が不安定になることがあります。入力側のコンデンサを増やすことで改善するかもしれませんが未テストです。

*2 : R9~R12を50Ω

その他

追加情報があれば随時掲載します。委託頒布はこちら

2011/04/15(金)アナログテレビ退役後どうしよう

数年前に修理して今も現役のSHARP製ブラン管テレビも地デジ化には勝てず退役の危機。

地デジ対応TVを買う気はさらさら無いのですが、BGM代わりだったり、部屋にいるときにちょっと見たいTVをどうしようかと悩み中。

HDDレコーダーはあるのでPCディスプレイを接続すれば難民にはなりませんが、毎度毎度HDDレコーダーを起動させてディスプレイを1台専有させるってのも不便かなと悩んでます。

  1. デュアルディスプレイのうち片方をTVとして使いたい時につかう。
  2. トリプルディスプレイにして1台をHDDレコーダー用TVにする。
  3. PCに地デジチューナーを差して画面端にテレビ。

それぞれ欠点があって。

  1. デュアルディスプレイのうち1つをPCに占有されたくない。
  2. トリプルディスプレイだと邪魔だし出力できるPCがない。
  3. PCを起動しないとテレビがみられない。

どうしたものか。場合分けすればなんとかなるのかな。

  • PC起動時は「PC用地デジチューナー」
  • PC未使用時は「HDDレコーダー」

もう少し考えてみよう(^^;*1*2

*1 : それにしても今問題なく動いてるアナログテレビをゴミにしなきゃならないのはどうにもすっきりしない。

*2 : 安価なこのIPS液晶ディスプレイあたりを置きたいところだけど、既にある安物TNワイド液晶が余ってしまう……困った。

2011/04/01(金)超新型ヘッドホンアンプ

日々の研究の成果でついに電池の要らないヘッドホンアンプを製作しました。

写真

20110401_hpa.jpg

概要

写真のとおりタカチ製RG-105を使用したヘッドホンアンプです。ヘッドホンアンプ回路自体はこれと変わりませんが、今回は電源回路に秘密があります。

エネルギー源

このヘッドホンアンプには水が必要です

裏面ポケットに補給した水を太陽エネルギーで水素分解し、その水素を燃料電池に入れ電気エネルギーを取り出します。定期的に太陽光を与える限り、電池がなくても永遠に使用できるという特徴があります。

使い方

まず十分な水素を得るため最初に十分な太陽光を与える必要があります。

オゾンホールの場所を参考になるべく紫外線の強い場所に放置してください。南極圏や北極圏では天候の良い日に12時間ほど放置すればよいのですが、日本では36時間ほど天日干しにする必要があります。

光の当て方で音がかわります。太陽光でなくても動作はしますが、水素分解時間や音質から太陽光を強く勧めます。様々条件で聴き比べた結果音が良かったのは次の場所です。

  • 気象衛星ひまわり6号の太陽光パネル端点
  • 南極や北極
  • 沖縄県本島某所のさとうきび畑から15m地点
  • 富士山の頂上

この中でなんと行っても気象衛星ひまわり6号の音は最高でした。

以下の場所では音がイマイチでがやがやとした印象でした。

  • 海底1mに届く太陽光
  • レーザーポインタ光
  • ガンマ光(線)

音を良くするために

水を変えることで水素の密度がかわり音質が変化します。

純粋や蒸留水のほうが一見よさそうに思えるのですが、不思議なことに一番音がよかったのは別府一帯の温泉水でした。熱海とか草津とかは、若干高域が刺さってイマイチでした。

一番音が悪かったのが水道水です。ガヤガヤします。

とはいえ、水道水の中でも金○浄水場の水はいい音がしました。水道水なのにすっきりした音です。何か音がよくなる成分でも入ってるのでしょうか、原因はよく分かりませんが不思議な結果です。

みなさんは水道水ではなくて最低でもスーパーで売っているミネラルウォーターを使用してください。ただこのとき硬水を買わないようにご注意。内部にミネラル分が蓄積して機械が故障する必要があります。

試してませんがエネルギー密度が高いラジウム温泉水などで試すと一番いい音がするかもしれません。

キット

キットはちょっと難しいかもしれませんが、頒価は1e+10円ぐらいを予定しています。307584万秒以内には出したいと思っていますので気長にお待ちください。

ご意見ご要望、ツッコミなどあればコメントお願いします。


エイプリルフールでした。しょうもなくてごめん(苦笑)